リスク管理
CFD取引は多くのメリットがありますが、レバレッジなどによるリスクが伴います。
メリットを最大限生かしたトレードには、適切なリスク管理が求められます。
本ページでは、学習コンテンツとしてお客様に基本的なリスクやリスク管理方法を紹介します。
レバレッジ
手元資金より大きな金額の取引を行う仕組みのこと。
TakaTradeが提供する商品CFD取引のレバレッジ比率は20倍です。
レバレッジは高いリターンが得られる反面、証拠金以上の損失を計上するリスクがあります。
レバレッジに対するリスク管理
レバレッジ比率は変更ができないため、ポートフォリオの占める割合でリスクコントロールを行うことがお勧めです。
例えば、投資資金1000万円がある場合、理論上最大2億円のポジションを建てることができます。
2億円分の建玉を建てた後、損失方向に5%価格が動いただけで投資資金を全て失うことになります。
一瞬のうちに何%も価格が動くことがあることを考慮したポジション建てが必要です。
そのため、ロスカットが発生するCFD取引では資金の100%を証拠金にするのではなく、余裕を持ったポジション建てがお勧めです。
初めて取引を行う方は、投資資金を上限とした注文に抑えることをお勧めします。
リスクに関する考え方はお客様ごとに大きく異なるため、ご自身のリスク許容度を見極めた上で取引を行ってください。
ロスカット
一定の証拠金維持率を割り込んだ場合に発生する強制決済で、お客様の資産を保護し、過剰な損失を防ぐために実施されます。
当社の場合、証拠金維持率が100%を下回った場合にすべての有効注文を取り消し、お客様のすべての保有ポジションに対して強制決済を行います。
価格変動が激しい場面では約定価格が必要証拠金を下回る可能性があります。
ロスカットに対するリスク
ロスカットはお客様の過剰な損失を防ぎますが、一時的な含み損に対しても反対売買が執行されるため、その後の投資機会を失うことにつながります。
当社は追証制度がないため、ロスカットを避けるにはCFD口座に取引しない資金(余剰証拠金)を予め準備する必要があります。
※ロスカットは、システム障害やその他の原因により予定通りに行われない場合があるため、ロスカットを前提とした取引は避けましょう。
ロスカットに関連する当社のルール
①証拠金維持率が100%を下回った場合にすべての有効注文を取り消し、お客様のすべての保有ポジションに対して強制決済を行います。
②追証制度はありません。
③早期のロスカット防止のために、新規建玉は証拠金維持率が120%を下回る場合に建てる事ができません。
④証拠金維持率が120%を下回った際にアラートメールを1回のみ送信します。ただし、急激な価格変動やシステムの障害により適切に送信されない場合があります。
商品CFDの特性
商品CFDは銘柄ごとに特性が大きく異なります。
特定の地域に供給が偏っていたり、経済との連動性が非常に高かったりします。
また、株価指数やFXと比べて価格変動が激しい銘柄も多くあります。
類似した投資はありますが、商品CFDおよび各銘柄の特性を正しく理解することが損失を避けて利益を上げることにつながります。
最後に
CFD取引は売りから入ることができたり、レバレッジによる効率的な運用ができたり、投資の幅を広げる事ができるメリットの大きな投資方法です。
お客様のご判断で取引を行っていただく必要がありますが、正しくリスクを管理することで有効活用できます。
本コンテンツが、皆様のお取引にとってプラスになることを願っております。